角質粒除去

角質粒は自分で除去できる?

首をはじめ皮膚のやわらかいところにポツポツと現れる小さなイボのようなもの。
通常老化によってできるもので、皮膚の角化が原因のため角質粒とまとめて呼ばれることがあります。

 

これらのポツポツは良性の腫瘍であり、除去しなくとも身体に害をおよぼすものではありません。
しかし・・・
年齢を重ねるにしたがって増える傾向があり、首や顔のため気になって除去を考える人も多いのではないでしょうか。

 

 

角質粒や首イボがあると、実年齢よりも上に見えてしまうこともあるほどで、美容的なデメリットは大きいです。
また、除去しないと洋服やネックレスにポツポツが引っかかり、痛みを感じることもあります。

 

角質粒はそのまま自然治癒することはありませんので、できるだけ早いうち、増えないうちに除去など対処したいものです。

 

角質粒について正しく原因を理解し、適切な治療やスキンケアで角質粒を除去しつるつるの肌を目指しましょう。

 

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首にできるポツポツの正体は不要な角質

首にできるポツポツの多くが、古くなった角質が固まって皮膚表面に突起状となったものです。
古い角質は、通常肌のターンオーバーにより自然と剥がれ落ちますが、それがうまくいかないと肌に留まり、固まってしまいイボ状の突起になります。

状態や原因によりいくつかの種類に分けられますが、いずれも角化によって発生するため、まとめて角質粒と呼ばれることがあります。

 

病院ではイボとして軟性繊維腫や、脂漏性角化症などと診断されるでしょう。

 

軟性繊維腫

大きさや特徴により、

 

  • 小さく盛り上がりも少ないアクロコルドン
  • はっきりと皮膚から盛り上がっているスキンタッグ
  • 5mm以上ある軟性繊維腫

 

と呼び分けられることがあります。
アクロコルドンやスキンタッグは、首などの好発部位にイボ状にたくさんの数があらわれることが多いです。
首イボ
ただし、いずれも身体へ悪影響を及ぼすものではありませんので、見た目の点を除けば、治療が絶対必要というわけではありません。

 

脂漏性角化症

シミや色素沈着の部分が大きくなり、イボ状の突起となったものです。
首だけでなく、顔をはじめ全身にあらわれます。

 

角質粒がつくられる3つの要因

角質粒やイボができる原因は不要な角質が溜まってしまうことですが、なぜ角質粒となってしまうのでしょうか。
主な要因は3つあります。

 

年齢による新陳代謝の衰え

肌の表皮は、日々新しい細胞が作られ、古い細胞は押し上げられ、最終的には剥がれ落ちるというターンオーバーというしくみで生まれ変わります。
この周期は代謝の速い顔の場合、若い時は28日ですが、年齢を重ねるにしたがって遅れていきます。
その結果、古い細胞がうまく剥がれることができず、イボ状に角質が固まりやすくなります。

 

紫外線による影響

加齢による老化よりも影響が大きいものが、紫外線です。特に露出する機会の多い顔や首は紫外線による老化が進み、角質粒ができやすくなります。

 

首イボ

 

摩擦による影響

皮膚は摩擦による刺激を受けると、肌を守ろうとして角質層が厚くなるために、ターンオーバーの乱れを引き起こします。
角質粒が首にできやすい理由のひとつには、タートルネックやシャツ、アクセサリーの刺激のためといわれます。
また、肌の柔らかい部分ほど摩擦の影響は避けられず、おなかやわきなどの柔らかくデリケートな部分に角質粒があらわれることも珍しくありません。

 

まぶたや目の下など顔にできるポツポツは角質粒?

首以外にも、目の周りやまぶたなど、顔にできる小さなポツポツが気になるという人もいるのではないでしょうか?

 

首イボ

 

このイボの手前みたいなできものは、稗粒腫(はいりゅうしゅ・ひりゅうしゅ)とよばれます。
稗粒腫も、毛穴の中に溜まった角質が原因で、うまく排出されずに溜まってできもののようになったもので、角質粒とよく似ています。

 

稗粒腫はポツポツにはなっているものの、色の変化はなく、角質粒とは異なり、角質が押し出されると治ったように見えます。
しかし、患部は袋状になっており、再び角質が溜まり新しい稗粒腫が形成されるため、顔にずっとぶつぶつができている状態が続きます。
治すには、原因となる袋ごと除去することが必要です。

 

角質粒を除去するには

角質粒を除去する方法は、

  • 病院で外科治療を受ける方法
  • スキンケアを改善して除去を図る方法

とがあり、それぞれメリット、デメリットがあります。

 

病院での角質粒の治療方法

角質粒は外科治療で物理的に除去できます。病院で治療を受けるメリットは、手早く角質粒を除去できることです。
しかし、治療方法によっては何度も治療が必要となる場合や、自費診療となる場合もあります。

 

物理的に切除

メスやはさみなどで角質粒を直接除去します。
角質粒の大きさが小さい場合ははさみで行いますが、大きい場合は麻酔の上、メスを使った小手術です。
傷跡は1〜2週間ほどで消えていきます。

 

液体窒素で冷却

角質粒を液体窒素で冷却し、壊死させる治療です。
角質粒の大きさによっては数回治療を繰り返す必要があります。
また、治療時に痛みを伴うことが多いです。
色素沈着が起こる場合もあります。

 

レーザー照射

炭酸ガスレーザーを使い、熱のエネルギーで角質粒そのものを蒸散させる方法です。麻酔を使う場合には痛みはありません。

 

首イボ

 

治療後は、レーザーの種類にもよりますが、除去後の数日間はやけどのようなひりつきが残るものの、次第に新しい皮膚が形成されて治ります。
レーザーは、稗粒腫の治療にも有効です。
再発の原因となる角質が溜まる袋ごと蒸散することができます。

 

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自宅で行う角質粒除去に向けたスキンケア

いわゆる首イボのように、たくさんの小さな角質粒ができている場合には、病院での外科治療は費用的にも時間的にも負担となります。

 

首イボ

 

また、治療後は傷になりますので、治療のタイミングも考慮しなければなりません。角質粒で悩む人の中には、自宅で何とか除去できないだろうかと考えている人もいるでしょう。

 

しかし、角質粒やイボは薬で治すことは難しいです。
首や顔にできた角質粒には、市販の外用薬は刺激が強すぎて利用できません。
また、飲み薬ではヨクイニンが用いられることがありますが、効果ははっきりしていないのが現状です。

 

だからといって、角質粒のケアを諦めてはいけません。

 

首イボ

 

自宅で角質粒を除去したい場合、時間はかかりますが、スキンケアでターンオーバーを改善し、角質粒を含む角質を生まれ変わらせることで改善を図ることができます。

 

ただし、
その気になるポツポツが、角質粒であることが前提条件です。
ウイルス性のイボの場合は、放置しておくと悪化したりほかの場所に広がったりすることもあるため、病院で治療しなければなりません。
見分けが難しい場合には、一度診断を受けるとよいでしょう。

 

自宅でできる角質粒のケアには、次のような方法があります。

 

角質粒用のスキンケア製品を使用する

ハトムギやアプリコット(杏)が配合されている化粧品には、角質粒に効果が期待できるものがあります。

 

首イボ

 

ハトムギに含まれる「コイクセノライド」は角質の代謝を正常に、「アミノ酸」には新陳代謝を活発にする働きがあります。
また、アプリコットには、老化を防ぐ「パルミトレイン酸」や角化を防ぐ「リノール酸」が豊富。
保湿によって肌を柔らかくして角質粒の形成を防ぐ働きがあります。
また、人の皮脂に近い「オレイン酸」も豊富で肌を綺麗になめらかに整えてくれます。

 

これらが豊富に含まれている化粧品を使うことで、できてしまった角質粒やイボをターンオーバーで排出し、新たにできにくくすることが可能です。
治療に比べると肌に負担が少なく、跡が残った場合に気になる顔や首でも安心して利用することができます。

 

角質粒対策のためのスキンケアアイテムについては、こちらの首イボ・角質粒のためのアイテム一覧もご参照ください。

 

ピーリングで古い角質を除去してターンオーバーを改善する

角質粒ができる原因は古い角質が溜まってしまうことですので、ターンオーバーを改善するためにピーリング効果のある化粧品を使うことも有効です。
ただし、
ピーリングは肌に刺激が強いため、適切な頻度で行い、使用後は念入りに保湿しましょう。
刺激の強すぎるものは、顔や首のような皮膚の弱い部分では逆に肌トラブルを引き起こす可能性があることにも注意が必要です。

 

顔〜首回りに毎日使用できるソフトピーリングなら、こんにゃくが原料で刺激の少ないこちらのクレンジングアイテムもおすすめです。

 

首イボ
リダーマラボを実際に使ってみたレビュー記事

 

角質粒の対策と除去について<まとめ>

年齢的なものや体質によってどうしても出来てしまう困りものの角質粒や首イボ、顔イボ…。
特に身体に害を与えるものではないものの、見た目も気になるし除去できるのであればそれに越したことはありませんよね。

 

角質粒は皮膚の老化によって起こるため、治療を行っても再発の可能性が残ります。治すためには、日常のスキンケアが重要です。

 

首イボ

 

角質粒やイボの予防には、できるだけ老化の原因となる紫外線や皮膚の摩擦を避けるよう心がけ、肌のターンオーバーを正常に近づけていきましょう。

 

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