ウイルス性イボ

ウイルス性イボは治療が必要?見分け方は?

首にできるイボの多くは、肌の老化が原因です。
しかし、
まれに感染性のあるウイルスが原因のイボができる場合もあり、そのときは対処法が違うので注意が必要です。

 

首イボ

 

ウイルス性のイボとはどのようなものか、特徴や治療法について詳しくみていきましょう。

 

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首にできるイボにはまれにウイルスが原因の場合も

首のポツポツの多くは、皮膚が老化してできる老人性イボ角質粒といわれるもので、すぐに治療を始めなくても、美容上以外には特に害はありません。

 

しかし、
首にできるイボの中には、まれにHPVというウイルスが原因となるイボもあり、注意が必要です。
ウイルス性のイボの場合、イボに触れた手でその周囲の肌を触れると増えてしまいますし、他人にうつす可能性もあります。
また、原因が異なるほかの種類のイボと勘違いして削って除去しようとすると、かえって広がって悪化します。

 

首にできやすいイボは、老化によって起こるものが多いですが
急に増えた
広がってきたという
場合は、ウイルスが原因のイボの可能性を想定して、受診して治療する必要があります。

 

ウイルス性イボとは?

ウイルス性イボの原因は、HPV(ヒトパピローマウイルス)という種類のウイルスで、その形は150種類を超えるとされています。

 

首イボ
■ ヒトパピローマウイルスの電子顕微鏡写真

 

HPVは感染力を持ちますが、皮膚にはバリア機能があるため、ウイルスに触れただけでは感染の原因となることはめったにありません。

 

しかし、皮膚に傷がある場合には、そこからウイルスに感染します。
注意しなければならないのは、アトピー性皮膚炎などで皮膚に掻き傷がある場合や、けがをしている場合などです。

 

ウイルスが皮膚に入り込んでも、通常は体の免疫力によって排除されます。
ところが、免疫力が低下している場合には、感染が成立してイボを形成します。
免疫力が低下する白血病やHIVなどの病気が原因で、イボが多数できることもあります。

 

ウイルス性イボは、原因となるウイルスのRNA型やできる場所によって尋常性疣贅、扁平疣贅などに分類されます。
外陰部にできる尖圭コンジローマも、ウイルスが原因となるイボの一種です。

 

尋常性疣贅

手や足、顔、首などを中心に、体全体にできるウイルス性のイボです。
足裏にできる場合を除き、隆起して表面が角化します。
大きさは小さなものから数pとなるものまでさまざまです。
顔や首では、先がとがった突起物になる場合もあります。
HPV2型や57型などのウイルスが原因となって起こります。

扁平疣贅

1mm〜3mm程度の小さなイボで、隆起はさほど大きくありません。
顔や手の甲にできやすいイボですが、首にみられることもあります。
褐色の場合には、しみと間違えやすいです。
青年期に多いのが特徴で、HPV3型や10型が主な原因となっています。

このほか、HPVウイルスとは異なるウイルスが原因の皮膚病に、水イボとよばれる伝染性軟属腫があります。

 

こどもに多く、イボの表面から白い塊のようなものが見えるのが特徴ですが、こちらについても感染性があるため、注意が必要です。

 

首イボ

 

ウイルス性のイボを完治させるには

ウイルス性のイボの治療は、皮膚科を受診しなければなりません。
ウイルス性イボを完治させる特効薬というものはないため、治療はできているイボを物理的に除去し、身体の免疫力によってウイルスが完全に排除されるのを待つ必要があります。

 

首イボ

 

ウイルス性イボが治りにくい原因

ウイルス性イボはなかなか治らないといわれますが、イボのウイルスに自己感染を起こすことやイボの根が深くなることが、その原因です。
ウイルス性イボを完治させるには、できるだけ早期の治療が望まれます。
首のイボがウイルス性イボのおそれがある場合は、できるだけ早く医療機関を受診し、適切な治療をはじめましょう。

 

ウイルス性イボの治療方法

医療機関で行われるウイルス性イボの主な治療方法には次のようなものがあります。ただし、一度治療を行っても、イボの根が深い場合など、ウイルスが残っていることが原因となり再発します。
首イボの場合は目につくところなので特に気をつけたいところです。
完治させるには、根気よく治療を続けることが必要です。

 

液体窒素で除去

液体窒素で冷却することによって、イボの組織にダメージを与えて除去します。
標準的な治療法ですが、痛みを伴いやすく、また治療は5〜7日に1回の間隔で、数回繰り返すことが必要です。
治療の間隔をあけてしまうと治療効果が低下しますので、完治させるにはしっかりと指示通りに通院しなければなりません。

 

炭酸ガスレーザーで除去

イボを焼き切って除去する治療方法です。
イボの部分は傷になりますので、傷が治るまでに時間がかかります。
イボによっては、1度の治療で完治する場合もあるため、できるだけ早くイボを完治させたいという人に向いています。

 

注射で除去

ブレオマイシンという薬をイボの部分に注射して、原因となるウイルスのDNAを破壊して除去する治療方法です。

 

首イボ

 

加えて、イボの広がりを防ぐため、周囲にインターフェロンを注射する方法を取る医療機関もあります。
他の治療法に比べて治療費が高額ですが、難治性のイボでも完治させることができます。

 

ヨクイニンの内服

生薬のヨクイニン(ハトムギエキス)には、身体の免疫力を高めてイボを改善する効果があります。
他の外科的治療と併用して行うことにより、イボの再発を防ぎ、完治を目指します。
首イボや顔イボの場合は特に、治療を避けたいためにヨクイニン(ハトムギエキス)の医薬品やサプリメントを内服している方は多いようです。

 

首イボ
ヨクイニン(ハトムギエキス)のサプリメント「ハトムギCRDエキス」

 

ウイルス性イボにかからない、ひどくしないためには

ウイルス性イボの治療法でも触れましたが、ウイルス性イボを除去する効果のある抗ウイルス薬はありません
ウイルス性イボにかからないように、また早く完治させたい場合には、ウイルスに感染する原因をできるだけ排除することです。
次のようなことに気をつけましょう。

 

イボに触れない

ウイルス性イボ対策としては、まず、イボのウイルスに触れないようにすることです。
家族など身近な人がウイルス性イボに感染している場合には、肌に触れるものを共有しないようにしましょう。
付着したウイルスが原因で感染することがあります。
また、イボができてしまった場合にも、極力手で触らないように気を付けます。
ウイルスが他の部分に付着するのを防ぎます。

 

肌を保湿する

健康な皮膚の場合、肌の表面には、異物から肌を守るバリア機能が正常にはたらいているため、ウイルスが付着しても感染することはありません。
しかし、肌が乾燥していてバリア機能が低下していたり、乾燥によって肌を掻いてしまい細かい傷ができている場合などは、ウイルスを防御できません
しっかり保湿して、バリア機能を高めておきましょう。
保湿は顔だけでなく、首やイボのできやすい皮膚の柔らかいところには、しっかりと行います。

 

首イボ

 

すでにイボができている場合には、イボ対策用のスキンケア用品の利用が効果的です。
イボ除去にはたらくハトムギエキスや杏仁オイルなどが含まれており、完治をサポートします。

 

首イボ
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免疫力を高める

たとえ体内にHPVウイルスが侵入したとしても、通常は人のもつ免疫によってウイルスは排除されます。
スキンケアと同時に、食事や睡眠などに注意し、免疫力を高めることもウイルス性イボの対策として有効です。

 

首イボ

 

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